雇用形態による保険の違いについて
query_builder
2022/01/01
コラム
正社員、契約社員、パート、アルバイト、派遣など働く人にとって保険は大事なものです。
保険は雇用形態によって内容が異なるので、どのように違うのか知っておいて損はありません。
そこで今回は、雇用形態による保険の違いについてご紹介致します。
▼労働災害保険
労働災害保険とは、いわゆる労災です。
労働者災害補償保険法に基づき、業務中は通勤途中に事故などに遭った場合、お金が支払われる仕組みです。
労働災害保険は雇用形態に関わらず、雇用されていれば誰でも適用されます。
▼雇用保険
勤務時間が週20時間以上になる場合、雇用形態に関わらず雇用主は従業員を雇用保険に加入させる義務が決まっています。
雇用保険に入れば、保険料として給与から天引きされます。
しかし、退職後生活が困難にならないために給付される保険なので、もし条件を満たしているのに関わらず、加入されていなければ、会社に加入をお願いするのがおすすめです。
▼厚生年金と健康保険
厚生年金と健康保険は週30時間以上の労働が必要となります。
他にも、毎月の給料が8万8,000円以上、勤務期間が1年以上の見込みがある、従業員数501名以上の企業、学生以外の条件すべてを満たしているなら加入できます。
▼雇用形態や契約書を確認してみましょう
条件を満たしているのにも関わらず、保険に加入していなかったという話は珍しくありません。
契約書の内容をきちんと確認し、もし条件を満たしているならきちんと会社に伝えましょう。
条件を満たしているのに保険に加入していなかったら、トラブルなどが発生した、いざというときに困ってしまいます。
自分が困らないためにも、きちんと確認しておくことが大切ですよ。