トラック運転手が不足している理由について
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2021/03/25
コラム
ネットショッピングなどの普及によりトラック運転手の仕事量が増えている一方、運送業界の人手不足が深刻化しています。この状況を打破すべく業界全体で様々な対策をとっていますが、いまだこの問題は解決していません。
では、なぜトラック運転手の人手が不足しているのでしょうか。
今回は、トラック運転手が不足している理由について解説していきます。
▼若手人材が不足しているから
運送業界は、他の業界と比べてスタッフの高齢化が進んでいると言われています。トラック運転手は40代が最も多く、全体の3分の1を占めています。一方、20代は全体の10%にも満たず、新卒で入社する人も減ってきているのが現状です。
それに加えて定年を迎えて退職する人が増えているので、結果的に運送業界は人手不足に陥っているのです。
▼低賃金だから
全産業の平均年間所得額は491万円なのに対し、トラック運転手の年間所得額は410万~460万円と平均よりも低い結果になっています。
もちろん企業や運転する車体、運転距離などによっても異なりますが、業界全体で考えると低賃金であると言えるでしょう。
これは、道路交通法や労働基準法の改正によって休憩時間や休日が増えたためです。働きやすい環境になっているとは言え、給料を重視する人にとってはマイナスなイメージになりました。
▼労働時間が長いから
労働基準法の改正によって以前より労働環境が改善されつつありますが、まだまだトラック運転手は過酷な仕事であるというイメージが強いようです。
現在も運送業界の労働環境改善に向けて法改正が進められています。
▼まとめ
トラック運転手の人手不足は深刻な問題ですが、法律が改善されたことでだんだん働きやすい環境になってきています。
弊社では仕事とプライベートが両立できるような働き方を目指しているので、運送業に興味のある方はぜひ一度ご相談ください。